2010年8月7日土曜日

人生設計 入学直後から



記事:OGらが教える必修科目「キャリア開発A」(5月28日、金城学院大で)「人生がフルマラソンならば、コース取りとペース配分を前もって考えなけれ ばならない。結婚というヒッチハイクもあるけれど、途中で車が壊れたり、車から降ろされたりすることもあるのよ」。そんな例えを交えながら、自分で人生を 設計していく大切さを説く講師に、女子学生たちの真剣な視線が注がれた。金城学院大学(名古屋市)の全学必修科目「キャリア開発A」。入学間もない1年生 が女性の生き方について学び、キャリア意識を高める。授業を担当するのは、専任教員2人と非常勤講師6人。講師は1人を除き同大の卒業生だ。外部からキャ リアコンサルタントを招いて行われた「キャリアデザイン3」の授業(6月3日、目白大で)「OGがかかわることで、学生はお手本となるロールモデルを思い 描くことができる。OGはキャリア相談コーナーの嘱託職員を兼ね、学生のキャリアカウンセリングにもあたる」。キャリア開発教育科目委員長の宗方比佐子教 授(57)が、OGを活用する狙いを説明する。授業を担当した鶴田美保子さん(46)は、航空業界で22年間働いたキャリアを持つ。「学生が自分の人生を 具体的にイメージできるよう、自分が体験したことを意図的に話すよう心がけている」金融業界から内々定を得た英語英米文化学科4年の吉田奈々さん(21) は「インターンシップで志望業界とのミスマッチに悩んでいたとき、相談コー ナーのOGから『あなたのコミュニケーション能力を生かせるのはエアラインだけじゃない』と励まされた。同じ軌跡をたどった先輩のアドバイスで、視野が広 がった」と振り返る。
◎目白大学(東京・新宿区)はいち早くキャリア教育に着目し、2004年度から「キャリアデザイン」を必修科目にしてきた。「単なる『就社支援』と抵抗す る教員もいたが、キャリア教育は人間形成の教育との認識が浸透してきた」。学務部長の安田和紘教授(69)はそう強調する。心理カウンセリング学科4年の 吉次まりさん(21)は「入学したばかりで自己分析と言われてもピンとこなかったが、社会に出た後のイメージが少しずつ見えてきた。早くからキャリア教育 に取り組んだのが、内々定につながったのだと思う」と話す。卒業後の人生が描ければ、大学で身につけるべき就業力と、大学生活の過ごし方もおのずと見えて くる。そこに、初年次からキャリア教育に取り組む意義がある。(保井隆之 2010年6月17日 読売新聞)
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■大学教育の中で最近増加しているあるものがある。「キャリアデザイン」教育である。法政大学が「キャリアデザイン」学部を設置して以来、幾つかの大学で も「キャリアデザイン」教育を開始してきた。この内容を見れば、人生設計を学ぶことのないまま就職していった過去の大学生は、すこし羨ましく感じることだ ろう。大学の中に、大学入学直後から人生設計・職業設計を学ぶ環境があることが大変必要だと感じている。
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2008年5月15日木曜日

私学教育の現状~英語教育~

日本人教員とネイティブ教員で行うティームティーチングの授業については、前回、例をあげて記述した。日本の英語教育が受験英語から脱却して、英会話からはじまり、ディスカッションやディベートなどができる人材を育成することに目標を変更していくことが急務である。日本の経済発展はすでに低迷の度合いを強めている。今後も、少子高齢化社会となり、経済発展は望めない。更に、学生が、極端に国際感覚が欠如したまま社会人となり、エリートとして、海外へ出ていくような現状では、外国との競争には勝てない。これからは、外国と協力しつつ、日本の発展につなげていける人材が是非必要である。また、日本は、それができるだけの国力を今は持っている。いち早く、文部科学省発令のローカルスタンダードの教育から脱却して、グローバルスタンダードで教育をしてほしいものである。

2008年4月23日水曜日

私学教育の現状~英語教育~

私立中学高校では、英会話の授業が行われているところがある。ネイティブ教員と日本人教員がティームティーチングという形で授業をしていく。挨拶から始まる日常会話を週に1時限から2時限行う。英会話の授業は本来であれば、生徒たちには大変役に立つ授業である。日本人教員が企画から運営までをしっかりと実行すれば、かなりの成果があると思う。しかし、ネイティブ教員に丸投げして、お飾りで日本人教員が付き添い、必要に応じて翻訳する程度の授業では、あまり成果は期待できない。いずれにしても、効果的な英会話の授業を私学は真剣に検討し、実行するべきだろう。

2008年4月22日火曜日

私学教育の現状~英語教育~

中学3年間と高校3年間の合計6年間、週4時限から8時限程度で語学教育をきちんとやれば、会話と読み書きはできないはずがない。ある程度難易度の高い原書も読めるようになるだろうし、その内容についてディスカッションもできるようになるだろう。この貴重な6年間をすべて受験英語に費やしてしまう今の英語教育を今後も継続していくようでは、日本経済の国際競争力をますます低下させてしまう。

2008年4月18日金曜日

私学教育の現状~英語教育

日本人教員が英語で授業をする」という当たり前の教え方がなされていない。「日本人教員が入試問題の解説をする」だけでは、生徒の英語の4技能は養成されない。幾つかのアジア諸国では「自国人の教師が英語で授業をしている」から、生徒も英語を使えるようになる。まず、英語を使えるようになるような教え方をするべきである。英語教育の最終目標は日常英会話の上達だけではないはずだ。「プレゼンテーション」「ディスカッション」「ディベート」「会議英語」などの技能が将来役に立つ。なぜ、このような英語教育ができないのか分からない。日本は、戦後60年もの間、ほぼ同じような英語教育を続けている。日本の英語教育はこのままで良いのだろうか。

2008年4月15日火曜日

私学教育の現状~英語教育

私学の英語教育について:進学校では「海外研修」を売り物にしているところが多い。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどへ1~3週間程度、高校1年生または2年生を送り出している。この海外研修は80年代から、私立高校の目玉商品のように実施された。当時は生徒募集には不可欠の行事だった。学校が旅行代理店や留学関連会社などと契約して、ほぼ業者へ丸投げ状態で実施していた。保護者と在校生と受験生に好評だったため、広報の目玉商品となった。最近は、どの私立高校も海外研修を実施しているため、当たり前の行事となってしまった。さて、その海外研修であるが、ある私立高校では、英語がほとんどできない生徒でも、希望すれば参加させていたため、現地でのネイティブによる英会話の授業のレベルが著しく低下した。幼稚園でするようなレベルの内容の授業が、1~2週間続けられた。中にはある程度英語力のある生徒もいるので、レベルの低いことに対するクレームが頻発した。「海外研修に参加したが英語力はつかなかった」という感想が続出した。それでも、ホームステイや海外旅行は楽しいものである。少々の不満も消し飛んでしまう魅力がある。学力レベルの学校差があるように、海外研修中の英会話授業のレベルも学校差があるのは当然である。しかし、学校が業者に丸投げして実施する海外研修の中身はお粗末であったと言えるだろう。

2008年4月12日土曜日

私学教育の現状

(2)大学受験勉強の内容とは・・・”大学入試問題に対応できるように「記憶」や「反復練習」が中心である。”文系と理系では差異があるが、 入試でいかに点数を取るかという技術指導となるため効率的な学習が必要となる。記憶力や頭の回転の早さなどが要求されるのである。
(3)大学で必要な技能とは・・・”大学では「読む」「考える」「発表する」「論文を書く」などが不可欠である。”「専門分野の知識」が必要であると同時に「前期・後期試験」や「卒業論文」「修士論文」などを書く時には「資料分析能力」「論理的思考」「記述力」などが不可欠である。
(4)将来必要な技能を学ぶには・・・”基礎力は「高校」で学習するべきである。”大学の学部・学科に入ってしまうと、その後の「将来設計」の中の「専門分野」がある程度確定する。従って、高校時代にどの学科に入学し何を専門とするかをしっかり設計する必要が出てくる。そのためには、多数の人間のアドバイスが必要となる。この「専門分野」を決める段階では多くの資料や書籍を読み、自分に適しているかどうかの検証をすべきである。このようなプロセスを踏んで、自分の「専門分野」を決めるのがよい。 「専門分野」は日本ではひとつであるが、2分野の「専門分野」を持つことも大事だと思う。私立高校でこのような内容を指導しているところがいくつあるのだろうか。